バレーボール撮影時のカメラ設定

8月22日からワールドカップバレーが開幕し、私の参戦も二日後に迫ってきました。

バレーボールの写真撮影では、カメラ設定を日頃の撮影時から色々と変えたりするので、過去の撮影経験からセルフリマインドのためにも整理してみます。

※この記事には続編「バレーボール撮影時のカメラ設定 2017」もあります

概要

バレーボール撮影といっても、人によって撮りたい写真は様々ですが、私は、プレーの玉際やインパクトの瞬間、選手の表情などを撮るのが好みです。プレー中以外の選手の表情を撮るのは、被写体が激しく動いているわけでもなく、ちょっとした望遠撮影みたいなものなので比較的に容易ですが、プレー中の写真、とりわけインパクトの瞬間を撮るのは難儀です。スパイクやレシーブの瞬間をとらえた写真でも、ボールがフレーム内に入っていないことはよくあります。また、カメラ機材の性能から上げられるシャッタースピードの限界があるので、ボールや手は残像となってしまいがちです。撮影では、AF操作に親指AFを使い、フォーカスを合わせて追随したら連写をしていく感じで、大体1試合で1,000枚くらい撮影します。それでも、選手にフォーカス合わせたはずなのに、手前のネットや後ろの観客席がバッチリ写ってるなんてことも多々あり、納得いく写真が撮れるのは、まだまだ少ないです。

 

カメラ本体

1513_D7100Nikon D7100

使っているカメラ本体は、Nikon D7100です。APS-Cなので、約1.5倍の焦点距離を稼げます。

つい半年前まで、ニコンAPS-Cのフラッグシップ機だったD7100。連写や感度の良さもなかなかなので、秒間11コマまでいけるD4Sを買えるほどの裕福な方以外は、迫力ある写真を撮りたければフルサイズ機よりAPS-Cの方がおススメです。今ならば連写バッファが改善されたD7200ですかね?!

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズ

tam_test2TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

価格の割にとても良い画を再現できる望遠レンズ。恐ろしいほどの手ぶれ補正がお気に入りです。私の場合はAPS-C機で利用するので、望遠側で450mm相当まで寄ることができ、コート周辺のアリーナ席からならば、十分な迫力写真を撮ることが可能です。

※秋からのリーグ戦では、9月に発売予定の「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」を新調して、750mmの大迫力撮影に臨もうかと試案中

 

 

 

 

 

その他機材

61IwmSG170L._SY355_61IwmSG170L._SY355_SDメモリカード : Transcend SDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応

32GB Class10を2枚挿し。2,400万画素のRAWファイルで、1枚当たり約1,000枚。2枚で約2,000枚は撮れます。バッテリー1本で十分撮れる枚数。

 

 

 

 

 

 

product_01_gバッテリーグリップ : MB-D15

付けているとカッコいいと言う以前に、バレーボール撮影では縦撮りが多くなるので、バッテリーグリップが無いと試合後に右手首が痛くなることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

41tXnxvWfvL._SY355_一脚 : SLIK 自由雲台付一脚 モノポッド MONOPOD350LE

一度だけ試合会場で使ったことがりますが、バレーボールのコートサイズだと意外と上下左右にカメラを向け直すので、私の場合は要らないかと。三脚座付きレンズを使用する場合は、縦位置、横位置とクルクル回しやすいかもしれませんが、私はカメラ底面の三脚穴に自由雲台を取り付けて使う感じなので安定感がなくなってしまいます…。チャレンジリーグのように、コートサイド数列のパイプ席の後ろが立ち見エリアなどの場合は、持っていると便利かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露出

マニュアル露出

体育館や撮影位置にもよりますが、「ISO感度」「シャッタースピード」「絞り」は、概ね以下の感じで利用。適正露出の調整は、ある程度のシャッタースピード(速さ)を保持するため、オーバー時はシャッタースピードを上げ、アンダー時は絞り開放&不足分だけシャッタースピードを下げて妥協という感じです。

 

ISO感度 : 3200

D7100では、3200が許容の限界。シャッタースピードを稼ぐために、できるだけ上げたい。よほど暗めの体育館では、6400を使うこともある

 

シャッタースピード : 1/100~1/800

ボールをピタッと止めて撮るには、1/1000以上が必要と言われていますが、明るい望遠レンズを所有していないので、1/400くらいでの利用が多い

 

絞り : F4~5.6

シャッタースピードを稼ぐため、基本、開放値での利用

 

フォーカス

オートフォーカス

選手がモーションに入ったら親指AFでフォーカスを合わせ、インパクト瞬間の直前からシャッターボタン押す感じ

 

AF操作 : 親指AF(AE/AFロックボタンに機能割り当て利用)

はじめてバレーボール撮影したときは、通常のシャッターボタン半押しでAF操作をしてましたが、人差し指が辛すぎました。親指AFに変えてからは、解消されてファインダー内に集中できます

 

AFモード : AF-C (コンティニュアス)

AFボタンを押している間、ピントを合わせ続けてくれるやつです

 

フォーカスポイント : ダイナミックAF51点

無難に51点で使用中

 

その他設定

画質モード : RAW(ロスレス圧縮、14bit)

D7100は連写時のバッファサイズが小さいという問題があるため、毎回JPEG(FINE)にしたい衝動に駆られるけれど、現像で調整したい場合に備えて、やはりRAW撮り。圧縮RAWや12bitを使えば、もう1コマくらいは連続撮影可能コマ数が増えるかもしれないが、画質低下は妥協できないので我慢。

 

自動ゆがみ補正 : しない

連続撮影可能コマ数を下げる要因となるので使わない。望遠撮影中心なので、現像時に補正することもない。

 

長秒時ノイズ低減 : しない

連続撮影可能コマ数を下げる要因となるので使わない。バレーボール撮影では不要。

 


 

私の場合は、こんな感じす。何かのご参考になればと思います。